報恩講2018法話 午後の部 の変更点

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&size(12){※ この講義録は、報恩講での法話を記録した説法録ですが、ご説法いただいた方の了解を得ていないので、ご法話者等の記載を省略しています};
&size(12){※ この講義録は、報恩講での法話を記録した説法録ですが、ご説法いただいた住職の了解を得ていないので、ご法話者等の記載を省略しています};
**午後の部 [#rd7c8f37]
- 「廻向」とは、念仏を唱えると蘇ってくる(自業自得)ということです
-- 本願念仏の教えが釈尊の時代から七高僧を経て伝えられてきた
-- 「正信偈」というのは、七音の重要言葉、120行で構成された経文
- 親鸞聖人が選ばれた高僧として「七高僧」があります
-- 第一祖 龍樹(インド):
--- 『十住毘婆沙論』全17巻を著作。
-- 第二祖 天親(インド):
--- 『無量寿経優婆提舎願生偈』(『浄土論』)を著作
-- 第三祖 曇鸞(中国):
--- 中国浄土教の開祖、『無量寿経優婆提舎願生偈註』(『浄土論註』・『往生論註』)を著作
-- 第四祖 道綽(中国):
--- 中国浄土宗の僧、善導の師、『安楽集』を著作
-- 第五祖 善導(中国):
--- 中国浄土宗の僧、「称名念仏」を中心とする浄土思想を確立
『観無量寿経疏』(『観経疏』・『観経四帖疏』・『観経義』)を著作
-- 第六祖 源信(日本):
--- 日本浄土教の祖、『往生要集』を著作
-- 第七祖 源空(日本):
--- 親鸞の師、法然房源空、『選択本願念仏集』(『選択集』)を著作
-- ちなみに法然上人が挙げられた浄土五祖は、曇鸞、道綽、善導、慧観、少康
- 「浄土」とは、仏さまの世界ですが、単に死後の世界としての「あの世」や理想郷ではなく、生活をともにする相手が悲しんでいるときに、共に悲しむことも含んだ(倶会一処:くえいっしょ)、人間を見失ったものに人間を回復させる仏さまの世界を言います
-- 親鸞聖人は、「『地獄』こそ私のすみか」と言っておられ、地獄から逃げようとしても逃げられるものではなく、大切な一つの経験として受け入れれば良いのです
** 主な参考文献 [#b88b8cd7]
‐ [[真宗大谷派(東本願寺)>http://www.higashihonganji.or.jp/]] 
‐ [[ウィキペディア>https://ja.wikipedia.org/wiki/]]